土壌微生物膜合併処理浄化槽 ソフィール
ソフィールは、環境保全、省エネルギー、リサイクルをコンセプトに公的機関と基礎研究を重ねて開発された土壌微生物膜処理方式の浄化槽です。
世界自然遺産や国立公園などの環境に配慮した施設や、災害対応型として防災公園のトイレなど、様々な施設で活躍しています。
特徴
1 .再利用可能なきれいな処理水
土壌で処理されたきれいな処理水は、臭いや色がほとんどなく、洗浄水への再利用や、植栽への散水に最適です。
2 .利用者の変動に左右されない安定したシステム
行楽施設の公衆トイレや山のトイレなどでは、利用者の数が季節や平日、休日において変動が激しく、通常のばっ気式浄化槽では微生物の保持ができず、適正な処理が難しくなります。 土壌微生物は栄養源の不足や温度の低下、乾燥などの変化に強く微生物量を保持でき、特別な維持管理を必要と しないため、常時安定した処理が可能です。
3. 簡単なメンテナンスで安いランニングコスト
一次処理槽と土壌浸潤槽、消毒・貯留槽を組み合わせたシンプルなシステムで、処理水はトイレや散水先に加圧給水ポンプで自動給水します。従来方式にくらべて消費電力がわずかで電気代を大幅に削減できます。 大臣認定を取得した高度処理にも関わらず、保守点検回数が年4回でランニグコストが安く、経年でのライフサイクルコストが低減できます。
導入事例
【鳴門岬駐車場「うずまちテラス」】
工事場所:兵庫県南あわじ市
施工時期:2022年
システム:ソフィール循環利用
処理能力:256人槽、14.5m3/日
発注者:兵庫県南あわじ市
【御嶽山ビジターセンター】
工事場所:長野県木曽郡王滝村田の原3162
施工時期:2022年
システム:ソフィール循環利用
処理能力:257人槽、12.4m3/日
発注者:長野県
【松崎尾崎防災公園】
工事場所:宮城県気仙沼市
施工時期:2021年
システム:ソフィール循環利用
処理能力:80人槽、3.1m3/日
発注者:気仙沼市役所
【富士山新御殿場口「新五合目」】
工事場所:静岡県御殿場市
施工時期:2020年
システム:ソフィール循環利用
処理能力:195人槽、10.725m3/日
発注者:静岡県御殿場市
【小笠原諸島 父島 宮之浜園地(世界遺産・国立公園)】
工事場所:東京都 小笠原村
施工時期:2013年
システム:ソフィール循環利用
処理能力:20人槽、3.0m3/日
発注者:東京都
詳しくはこちら▶ https://www.alcoinc.co.jp/sofil/
雨水貯水・活用システム「アメリオ~Amelio~」
アメリオはタンク内に雨水を貯水し、微生物で水質を浄化・維持するシステムです。整雨レベルⅣ(洗面・シャワー・風呂利用できるレベル(国土交通省 雨水の利用促進に関するガイドライン)を目標水質とし、きれいな雨水はトイレ洗浄水や植物の散水、洗車水、クリーングタワー補給水、災害用非常用水など、様々な用途で有効活用できます。
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