バイオマス利用で持続可能性な農業に
かつて農業は、糞尿や干鰯などでバイオマスを有効利用していましたが、
化学肥料の普及以来、バイオマスを活用する機会は減少しました。
再利用されなくなった糞尿などは放置され、悪臭の問題や廃棄物処理の課題も多くみられます。
弊社は農業系バイオマス資源の価値を見直し、
エネルギーや自然由来の肥料として役立てるサポートを行っています。
持続的な農業のためのユニークな提案
水田の籾殻、野菜の茎・ツル・葉や畜産の糞尿は、資源として有効活用が可能です。
昨今では「有機農法ブーム」「SDGs」の高まりを受け、化学肥料の代替として農業・畜産バイオマスから堆肥を作る技術や、その堆肥を活用した技術も日々進化しています。
しかし、このようなエネルギー機器や堆肥化装置を導入するのみではバイオマス事業は展開できません。地域のバイオマス量やエネルギー利用先の形態、堆肥の利用先など事前の事業計画が必要です。
弊社は「導入可能性調査」「設備導入支援」で、お客様の畜産バイオマス事業をサポートします。
導入可能性調査
資源としての利用可能性調査、電気・熱などエネルギー需要施設調査、肥料としての需要を調査します。
主な調査内容
- 地域の畜産・農業環境
- 排出される畜産や農業残渣の性状
- エネルギーや肥料の供給ライン など
エネルギー・マテリアルの需要
地域の畜産・農業の状況
農業残渣の種類
設備導入支援
導入前調査によって得られた情報から現場に最適な設備や燃料の選定を行います。また、設備費、工事費、燃料費、維持管理費といったコストを算出し、導入メリットをご提案します。
主な調査内容
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- 地域に適したバイオマス設備計画の作成・立案
- 燃料の安定調達に関する計画の策定及び体制の構築
- 機器選定
- 補助金調査・申請のサポート
取扱品目
- メタン発酵・発電プラント
- 圧縮・固型燃料化装置
- 廃プラスチック燃料化用RPFボイラ
- 油化装置
上記以外にも様々なサービスを行っておりますので、お気軽にお問合せください。
バイオガスプラントの画像はNaskeoの提供によるものです。